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2024年09月21日
FUJI GALLERY SHINJUKUのプレスリリース
10月5日(土)より10月27日(日)まで、 青木愛弓による「移りゆくもの」展を開催
西新宿のヒルトン東京 地下1階に位置するフジギャラリー新宿では、2024年10月5日(土)より10月27日(日)まで、青木愛弓による「移りゆくもの」展を開催いたします。

コラージュと様ざなな素材で重層的に表現された美しい作品の数々

西新宿のヒルトン東京 地下1階に位置するフジギャラリー新宿では、2024年10月5日(土)より10月27日(日)まで、青木愛弓による「移りゆくもの」展を開催いたします。

青木愛弓(1982―)は、水面がかすかに煌めく様子や季節によって異なる空気感など、儚く形を変えていく事物を日々の記憶から選び、自作のコラージュ素材を重ねながら風景として描く画家です。東京芸術大学大学院で壁画の古典技法を学び、その技術を余すことなく活かしながら、コラージュとアクリルや水彩、鉛筆、クレヨンなどのさまざまなで素材で重層的表現された作品は、美しく繊細でみずみずしく透明感に溢れています。

青木愛弓の代表作と言えば、何種類ものブルーを重ねて水面の揺らぎを表現した「水辺の記憶」シリーズ。今回の展覧会では、秋らしい暖色系の作品も発表いたします。季節が進むにつれて色を変える木々や気配などを豊かに表現した作品ばかりです。

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<移りゆくもの>
自然に寄り添って制作をしていると“無常”という言葉が頭をよぎります。
全ては一定のままではなく、一切のものは生じたり変化したり滅したりするというもの。
コラージュ技法での記憶のかけらをかき集めて風景画を作り上げるという行為は、いつか消えてしまう自分自身の記憶を残すための作業のようです。
しかし、それだけではなく表現者として新しいものを創造し、観賞者と共有するためのものとも捉えています。

近年、季節を追う制作をしていますが、今作はそれに“時の流れ”というキーワードをプラスしました。
“時間は皆平等に与えられる”というこの普遍性があるからこそ、日々を大事に一日一日を一生懸命生きようとし、
時の重みや喜びを分かち合えるのではないか。
限りがあるから人生は儚くも美しいのではないかと思います。

青木 愛弓
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【展覧会概要】
青木愛弓「移りゆくもの」展
会期:2024年10月5日(土)〜10月27日(日)
時間:10時〜18時
休廊:月曜日、金曜日
会場:FUJI GALLERY SHINJUKU
(東京都新宿区西新宿6-6-2 ヒルトン東京 地下1階 ヒルトピアショッピングアーケード)

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【青木愛弓について】
1982 東京都出身
2007 東京藝術大学美術学部絵画科油画専攻卒業
2009 東京藝術大学大学院美術研究科修士課程壁画第二研究領域修了
フジギャラリー新宿(東京)、B-gallery(東京)での個展のほか、グループ展多数。
イタリヤや中国での展覧会にも出品。
公共施設や個人邸でも多くの絵画作品が展示されている。

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