丹念に巻かれた刺繍糸が生み出す光と色の調和が楽しめる平面作品をはじめ、実際に触れて楽しめる巨大なぬいぐるみ型の立体作品などを展示、ヴァリエーションに富んだ空間を作り上げる。
敷居が高くて入りにくいとされる現代美術において、アートに触れ合う機会がなかった方でも気軽に楽しめるような空間を演出。近年世界的に注目される「ファイバーアート(繊維芸術)」の魅力を伝える。
【展示概要】
題名: Visionaire Thread 幻視の糸
会期: 2025年7月29日(火)- 2025年8月5日(火)
時間: 11:00 - 20:00 ※最終日は19:00まで
場所: 渋谷ヒカリエ8F 8/CUBE1,2,3 東京都渋谷区渋谷2-21-1
料金: 入場無料
URL: https://hidemishimura.com/visionaire-thread/
糸は、ハサミで簡単に切れてしまうけれど、手で引っ張ってもなかなか切れない、弱そうに見えて、実はとても強い、そんな不思議な力を持っている。私たちの心のつながりや、世界との関係も、そんなふうにできているのかもしれない。
20年間、ひたすら糸を巻くことにより作品を作り続けてきたシムラの作品は、カラフルな色のコンビネーション、光の当たり方や角度によって表情を変え、思いがけない美しさや調和を映し出す。
国内外での豊富な展示経験を持つシムラは、作品を通して目まぐるしく変化する混沌とした世界に対する新しい見方・関わり方を提案する。
会場には、実際に触れて楽しめる巨大ぬいぐるみ作品も展示。子供も大人も、どんな人でも楽しめるように、視覚だけでなく身体で感じて楽しめる空間を用意。
「ファイバーアート」とは何なのか?
「ファイバーアート」とは、糸・布・フェルト・毛糸などの“繊維(ファイバー)素材”を使って表現するアート。近年現代美術の分野でも地位を確立しつつある「ファイバーアート」だが、日本ではまだ知名度があまりない状態。今回の展示は「ファイバーアート」というものを大勢の方に直接ご覧いただく機会も目指している。
【シムラヒデミ プロフィール】
東京・上海を始め、日本、中国、台湾、欧米各地で数多くの個展・グループ展・アートフェア・その他アートイベントへの出展歴がある。
武蔵野美術大学でファッションデザインを専攻後、3DCG制作者として働いたのちに現代美術作家へ。デビュー直後にパリでの初個展を開催、その後継続的に海外でも積極的に活動している。2006年から2013年まで上海に定住しアーティスト活動を行う。現在埼玉県在住。
近年は実験的な作品制作にもチャレンジし、新シリーズを次々と誕生させている。
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