プレスリリース 2026/06/25
「患者」だけではない時間を、
病院の中につくる。
市立豊中病院で、AYA世代向けインクアートワークショップを開催
治療中・治療後の若い世代へ、表現を通じた参加の場を
さつきデザイン事務所が展開するアトリプシー/ART+3Cは、豊中市福祉部地域共生課による「ケアと暮らしの重なりデザイン事業」の一環として、市立豊中病院で開催されるAYA世代の交流会「AYAトーク」と連携し、AYA世代とそのご家族を対象としたインクアートワークショップを開催します。
本ワークショップは、市立豊中病院に通院・入院している方に限定するものではありません。病気や治療中・治療後の外見や気持ち、暮らしの変化に向き合うAYA世代の方が、色を選び、にじみや偶然のかたちに触れながら、言葉になりにくい気持ちや自分の感覚を表現できる時間をつくります。
AYA世代は、進学、就職、恋愛、結婚、妊娠・出産、友人関係、将来設計など、人生の選択が大きく動く時期にあります。その中で病気や治療に直面し、治療中・治療後の生活を歩む中では、身体への影響だけでなく、外見の変化、生活の中断、周囲との距離感、孤立感、自分らしさの揺らぎなど、医療や福祉だけでは支えきれない課題が重なります。
地域共生の計画を、医療の場でひらく実践へ
豊中市の第5期地域福祉計画では、制度や分野の縦割り、「支え手」「受け手」という関係をこえて、地域住民や多様な主体が参画し、人と人、人と資源が世代や分野をこえてつながる地域共生社会の実現が掲げられています。また、基本目標2「安全・安心で活気あふれる地域づくり」では、多様な居場所づくり、社会参加、活躍の促進、多様な主体のつながりづくりが示されています。
地域共生課の「ケアと暮らしの重なりデザイン事業」は、フォーマルとインフォーマル、公的機関と市民活動、福祉制度と日常生活をつなぎ、支援の裾野を広げていくことをめざす事業です。今回のワークショップは、その考え方を、医療機関を会場としたAYA世代の参加の場として具体化するものです。
アトリプシーは、病気や治療中・治療後の外見や気持ち、暮らしの変化に向き合う人が、表現すること、装うこと、人とつながることを通じて、自分の輪郭を取り戻していくための実践・しくみです。今回のインクアートワークショップでは、作品の上手さや完成度を目的にするのではなく、言葉にしにくい気持ちや、今の自分の状態に触れる過程を大切にします。
病院という医療の場に、暮らしや表現の時間が重なることで、参加者が「患者」や「支援される人」という立場だけに閉じず、一人の生活者・表現者として人や地域とつながる入口をつくります。医療・行政・市民活動が連携し、AYA世代の社会参加と居場所づくりに取り組む、地域共生の実践です。
実施概要
事業名 ケアと暮らしの重なりデザイン事業
実施内容 AYA世代を対象としたインクアートワークショップ
会場 市立豊中病院
対象 AYA世代の方。市立豊中病院に通院・入院している方に限定しない
実施日 2026年7月9日(木)14:30~16:00
参加費 無料
申込方法 URL:https://www.city.toyonaka.osaka.jp/hp/outpatient/section/soudan/kanjasalon.html
実施主体 さつきデザイン事務所/アトリプシー
連携 豊中市福祉部地域共生課、市立豊中病院
アトリプシー/ART+3Cについて
アトリプシー/ART+3Cは、病気や治療中・治療後の外見や気持ち、暮らしの変化に向き合う人が、表現すること、装うこと、人とつながることを通じて、自分の輪郭を取り戻していくための実践・しくみです。ART+3Cの3Cは、Care、Communication、Connectionを意味します。インクアートワークショップ、スカーフなどのプロダクト制作、展示や対話の場づくりを通して、医療や福祉だけでは支えきれない不安や孤立、自己像の揺らぎに対し、一人ひとりが自分らしく人や社会とつながる入口をつくっています。
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