愛知県津島市で50年続く自然食店「りんねしゃ」が、天然成分100%の「菊花せんこう」の原料危機を救うため、クラウドファンディングに挑戦中です。世界最高水準の除虫菊産地であるケニアの農家ユニオン(組合)と提携し、現地に小規模な加工拠点を立ち上げることで、日本の安心な暮らしを守るとともに、ケニアでの雇用創出とマラリア予防を目指します。
【背景:天然蚊取り線香を襲う「原料危機」】
日本の蚊取り線香市場の大半が化学合成成分にシフトする中、株式会社りんねしゃは25年以上にわたり、天然の除虫菊を使った「菊花せんこう」を作り続けてきました。しかし現在、気候変動による世界的な天然防虫成分への需要高まりや、サプライチェーンの不安定化により、良質な除虫菊の原料調達が極めて困難な状況に直面しています。
【唯一の答え:世界最高水準の産地・ケニアでの取り組み】
試行錯誤の末にたどり着いたのが、殺虫有効成分(ピレトリン)の含有量が他産地の2〜3倍に達するケニア・ナクル郡の高地でした。
りんねしゃは、外資企業として現地に参入するのではなく、農家自身が結成した「ナクル郡除虫菊生産協同組合同盟(農家ユニオン)」を技術アドバイザーとして支援。JICAの支援事業などを経て、2025年5月にはフェアトレードによる原料輸入を正式に開始しました。
【プロジェクトの目的と資金使途】
今回のクラウドファンディングでは、農家がただ原料を安く買い叩かれる構造から脱却し、自立して製品化まで行える「持続可能な製造拠点」をケニア現地に創ることを目指します。目標金額は1,000万円です。
〇設備・資材費: 現地完結の製造を実現するため、製粉機や乾燥機などの設備を導入。
〇旅費・研修費: りんねしゃが培った25年間の技術を伝えるため、現地での製造・管理研修を実施。
〇人件費: 現地スタッフを雇用し、外部の援助に依存しない持続可能なビジネス体制を構築。
【このプロジェクトが実現する未来】
『ケニアに「雇用」と「自立」を生み、子どもたちをマラリアから救う』
現地に新しい雇用を生み出すだけでなく、現地で安全かつ安価な防虫手段(スティック型線香)を製造・普及させることで、子どもたちの命に関わるマラリア感染リスクを低減させます。
『日本の暮らしに「天然の安心」を届け続ける』
ケニアでの栽培・加工が持続可能になることで原料の安定供給が実現し、日本でも「菊花せんこう」を未来の世代へ残していくことができます。
人と自然がより良い関係を築くための、国境を越えた挑戦にぜひ温かいご支援をお願いいたします。
プロジェクトページ: https://readyfor.jp/projects/jotyugiku
除虫菊の原料危機|天然蚊取り線香を未来に繋ぐ、ケニア農家との挑戦!
実行者: 飯尾 裕光(株式会社りんねしゃ)
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